2012年3月25日日曜日

保育料,入園時納付金及び入園申込料等2(幼稚園学則)

第21条 第20条に規定する保育料,入園時納付金及び入園申込料について,次の各号に掲げる理由等により,園長が認める場合は,その全部又は一部を免除することがある。 
(例)(1)本園へ2人以上が同時入園となる場合,入園申込料の2分の1に相当する額を減免する。


この条文は、兄弟姉妹での入園を想定して、その場合に入園金を減免するというものですので、盛り込むかどうかは任意です。減免する可能性がある場合は、その旨を学則に載せておかないと、園長といえども勝手に減免できません。また、この規程がある場合でも、別に内規で減免の基準や額を定めておきましょう。園長が勝手に減免すると、幼稚園を私物化しているという批判を受けることになります。

2012年3月12日月曜日

保育料,入園時納付金及び入園申込料等(幼稚園学則)

(保育料,入園時納付金及び入園申込料等) 
第20条 本園の保育料,入園時納付金及び入園申込料等の種類及び額は,次のとおりとする。

入 園 申 込 料 ◯◯◯円 
入 園 時 納 付 金
入 園 料 ◯◯◯円 
◯◯費 ◯◯◯円 
月  納  金
保 育 料 ◯◯◯円 
◯◯費 ◯◯◯円 

2 保育料は,出席の有無にかかわらず毎月○日までにその月分を納入しなければならない。 
3 正当な理由がなく,保育料を所定の期日までに納入しなかったときは,退園させることがある。 
4 保育料は,別に定めるところによりその全部又は一部を免除することがある。 




いわゆる学費は学則に記載しますので、変更には認可が必要ということになります。毎年、物価にスライドさせて変更するような場合は、その旨を学則で定めておけば、学則を変更する必要はありませんが、現在のようにデフレの状態では、適切とは言いがたいと思います。
学則の変更に必要な書類は多いですが、毎回、同じようなパターンですので、慣れれば簡単です。学則は毎年、見直すことを定例にするのが良いでしょう。

2012年3月3日土曜日

褒賞(幼稚園学則)

(褒賞) 
第19条 心身の発達が著しく他の模範となる者は,これを褒賞することがある。 




こんな規程がなくても、褒めたり賞を出したりすれば良さそうですが、根拠のない賞と学則の規程に従って出された賞では価値が違ってきます。
もちろん、学則の規程は、これだけですので、どういう基準で誰が選考るかなど細かな決まりは別途定める必要がありますが、幼稚園では、そこまで厳格にする必要はないでしょう。