2012年11月23日金曜日

他の大学又は短期大学における授業科目の履修等(大学学則)

(他の大学又は短期大学における授業科目の履修等)
第32条 教育上有益と認められるときは、他の大学又は短期大学(以下「他大学等」という)との協議に基づき、学生が当該他大学等において履修した授業科目について取得した単位を、本学における授業科目の履修により修得したものとみなすことができる。
2 前項の規定は、学生が第42条の規定により留学する場合及び外国の大学又は短期大学が行う通信教育における授業科目を我が国において履修する場合について準用する。
3 前2項の規定により、本学において習得したものとみなすことができる単位数は、合計60単位を超えないものとする。

他大学で修得した単位は60単位まで認定することができる旨が 大学設置基準の第28条に以下のように規定されています。

1 大学は、教育上有益と認めるときは、学生が大学の定めるところにより他の大学又は短期大学において履修した授業科目について修得した単位を、六十単位を超えない範囲で当該大学における授業科目の履修により修得したものとみなすことができる。
2 前項の規定は、学生が、外国の大学又は短期大学に留学する場合、外国の大学又は短期大学が行う通信教育における授業科目を我が国において履修する場合及 び外国の大学又は短期大学の教育課程を有するものとして当該外国の学校教育制度において位置付けられた教育施設であつて、文部科学大臣が別に指定するもの の当該教育課程における授業科目を我が国において履修する場合について準用する。

2012年11月18日日曜日

授業日数(大学学則)

(授業日数)
第31条 毎学年の授業日数は、定期試験の日数を含め、35週以上とする。

1単位は45時間の学修ということは大学設置基準で謳われています。そのうち講義は15時間で、あとは予習15時間、復習15時間になります。週に1回1時間の授業を行うと、前期15週、後期15週あれば足ります。試験や休講のときの予備を考慮して年に35週もあれば良いということになります。1年は52週ありますので、夏休みなどを除くと授業ができるのが35週程度というのが小中高では一般的です。大学がこれに合わせる必要はありませんが、前後期15時間を確実に確保するために35週以上としているということになります。

2012年11月12日月曜日

成績の評価(大学学則)

(成績の評価)
第30条 成績の評価は、秀・優・良・可・不可(S・A・B・C・F)の5段階とし、秀・優・良・可を合格、不可を不合格とする。

成績の評価は、大学の任意ですので、3段階、4段階、5段階や100点満点でも構いません。

八洲学園大学では、以下のようになっています。


(成績評価)
第30条 科目修得試験、最終試験、学外実地研修及び卒業論文の成績は、優、良、

可、不可の4種の標語で表わし、優、良、可を合格とし、不可を不合格とする。 2 前項の標語の基準は、次のとおりとする。
 優  100点~80点
 良  79点~70点
  69点~60点 
 不可 59点以下
  

2012年11月6日火曜日

単位の認定、科目の修得及び評価(大学学則)

(単位の認定、科目の修得及び評価)
第29条 授業科目を履修し、その試験又は論文等の審査に合格した者には、所定の単位を
与える。
2 前項の規定にかかわらず、平常点をもって試験に代えることを認められた科目については、この限りではない。
3 試験に関し必要な事項は、別に定める。


大学設置基準の27条で、「試験の上で単位を与える」となっていますので、原則として試験をせずに単位は出せません。例外として「卒業論文、卒業研究、卒業制作等の授業科目」は「大学の定める適切な方法により学修の成果を評価して単位を与えること」ができます。具体的な試験の方法などは大学設置基準でも明記されていませんので、各大学で決めることになります。


八洲学園大学の場合は、もう少し具体的に、下記のように規定してあります。


第29条 単位の授与は、授業の方法別に次により実施する。
一 テキスト授業によるものについては、添削指導を受け合格した者に科目修得試 験の受験資格を与え、当該試験の合格者に単位を授与するものとし、論文による ものについては、論文が完成し合格したときに単位を授与する。
二 スクーリング授業によるものについては、出席が良好な者に最終試験の受験資 格を与え、当該試験の合格者に単位を授与する。
三 卒業論文(卒業研究演習を含む。以下同じ。)については、指導教員の指導を 受け、審査に合格した者に単位を授与する。
四 学外実地研修については、研修先の評価及び学生等が提出する実地研修報告書 を審査し、合格したものに単位を授与する。
2 前項の科目修得試験は、本学が指定する会場で行い、科目修得試験の日時・会場 は、その都度公表する。
3 第1項の科目修得試験、卒業論文審査及び学外実地研修審査を受けるためには、 当期の授業料が納入済みであることを要する。