2012年10月18日木曜日

授業科目名及び単位数並びに卒業に必要な単位数(大学学則)


第26条 授業科目の名称及び単位数並びに卒業に必要な単位数は、別表2のとおりとする。

卒業に必要な単位は124単位と大学設置基準で定められていますが、科目や科目ごとの単位は自由に設定できます。ただし、1単位は45時間(15時間の講義と15時間の予習と15時間の復習)相当の学習と決められています。そのため、年間52週のうち夏休みなどを除いた35週を前期と後期の15週ずつに分けて、週に1時間の授業で1単位とする例が多いようです。1時間は60分ですが、休憩など考慮して正味45分と考えて90分授業で2時間分とする大学も多く見受けられます。つまり、週に1回90分の授業をすれば半期で2単位。1年だと4単位という計算です。
1時間の講義を受けるのに予習と復習で2時間も必要ですから、1日に3コマとか4コマも受けるというのは無理があります。1日2コマ(4単位)でも、週5日だと10コマ40単位も取れますので、卒業に必要な124単位は3年で取れることになります。
大学の時間割が穴だらけというのは、予習と復習の時間ということなのですが、実際に学生がそれを理解しているかは疑問なところです。


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