2010年7月7日水曜日

中学校とは

中学校の設置基準は、小学校のそれと基本的に同じですが、校舎、運動場の面積が広くなります。具体的には、校舎は、40人以下が600平米、41人~480人の場合は、600+6×(生徒数-40)、481人以上は、3240+4×(生徒数-480)で計算します。運動場は、240人以下が3600平米、241人~720人が、3600+10×(生徒数-240)、721人以上は8400平米となっています。

具体的に計算してみると、1クラス40名で3学年ですので、120人が最低限となり、校舎は600+6×(120-40)=1080平米、運動場は3600平米は必要となります。

余談になりますが、中学校には通信教育に関する規定も設けられています。しかし、入学できるのは、「昭和二十一年三月三十一日以前の尋常小学校卒業者及び国民学校初等科修了者に限る。」となっているため、実質的に通信制の中学を作ることはできません。しかし、なんとか中学で不登校などの生徒さんのために通信制の中学が作れないかと、特区で申請したこともありましたが、あっけなく却下されました。

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